足が１本消えたっ！ 初体験！薫猪頭肉（豚の頭肉）！

夕べ、早々に寝支度をする私に、ダーリンがのたまわれた。

「スープができたらそのまま冷ましておくので
朝、起きたら、
スープ、肉をそれぞれ冷凍しておいてください。
お願いします」

朝、起きて冷めたスープの入った大鍋から
鶏肉を取り出したら
あれ？・・・

足が１本消えている、ではありませんか。
残った１本も無残に折られてる・・・。

せっかく、丸ごと一羽の美しい老母鶏の姿を
カメラにおさめようと思ったのに・・・。

ダーリンが、くっちまったらしい。
いや、それ以外考えられません。

よほどおいしそうにみえて、
抑えきれずに手を出してしまったんでしょう。
ま、いいか。

残りの一本は、私のものだ。むふっ。

スープもすごく黄色く、うまそうです。

スープ、肉を分けて冷凍完了。

で、きっと、今日のディナーは、鶏だな、
なんて思って出かけたんだけど、
いざ、家に戻ってみたら
なんと、薫猪頭肉（豚の頭肉）ディナー。

メニューは、
薫猪頭肉、
白干豆腐とキャベツの豆板醤炒め、
白菜と春雨のスープ、
炒め落花生
ピータン。


薫猪頭肉

豚の頭の、耳とか鼻とか以外の部分の頭の肉を
塩、砂糖などで味をつけてゆでたもの、のようです。

すでにスライスしたものが冷凍になっているので、
解凍するだけで、おつまみのように食べられます。

そのままでもいいらしいですが、
ダーリンのおすすめで、
中国醤油老抽王をつけて食べてみました。

初めて体験した味ですが、
うーん、ベーコンのあまりしょっぱくないヤツ
って感じです。
白い脂のところが多いのですが、
見ためほど脂っこくない。
調理の仕方で何かスパイスを使っているのか
「薫」と名前に付いているだけあって
ちょっとだけ香ばしい香りがしました。
また食べたい？　と聞かれれば
うーん、
食べてもいいけど、絶対食べたい！
とは思わない味でした。ははは


白干豆腐とキャベツの豆板醤炒め

きのう使って残った白干豆腐を
今日はキャベツと一緒に炒めたようです。

この干子（カンズ＝我が家では干豆腐をこう呼んでいる）、
本当に便利で、千切りにしたり、スライスにしたり、
角切りにしたりして、いろいろな切り方で
いろんな材料と一緒においしく楽しめる、たのもしい食材。

白菜と春雨のスープは、
冷凍してあったスープにたっぷりの春雨と白菜を加えた
ヘルシーでおいしいスープ。

炒め落花生

日本では生の落花生が手に入りにくいんだけど、
中国では普通に売っていて、これを油で炒めて塩をふりかけて食べる。
南京のダーリンのお父さんの大好物で、
この塩炒めでお酒をちびちび、うれしそうに楽しんでました。

あと、不思議なことに、この炒め落花生、
炒めてから、冷ましてお塩をふるのがコツ。
炒めながら塩をふると、キュンと実が縮んでしまうらしいです。

ちなみに、この落花生。
ほんと、食べだしたら、お箸が止まらない。

今回はちょっと炒めすぎで、色が濃くなっちゃったけど
「次回は、もうちょっと軽く炒めてみます」
とダーリンは意欲的でございました。

ピータン

もちろん、中国醤油老抽王でいただきました。

んめーっ～

中国・南京の日々を思い出す懐かしい味ばかり！

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